[告知]ニコ生トークセッション 

「いま、「キャラクターと日本人」を考える 東浩紀×斎藤環」

 こんなおりですが、新刊に絡めてこんなイベントをやります。東さんと話すのはかなり久しぶりなので楽しみですね。

 で、その新刊なのですが。諸般の事情から二冊同時刊行になってしまいました。

[新刊]「キャラクター精神分析」

キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人(双書Zero)

キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人(双書Zero)

 企画から出版まで8年がかりという難産でした。
 最終章では「キャラクター(というか「キャラ」ですが)とは何か」を定義づけています。自分でもびっくりの結論ですが、たぶんこれが究極です。これを超える定義は向こう10年間は出てこないでしょう。むろん出てきたらいくらでも謝る準備はありますが。

[新刊]「『社会的うつ病』の治し方」

「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか (新潮選書)

「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか (新潮選書)

 「社会的うつ病」なるネーミングは、半分以上ネタです。治療上における、いろんな意味での「人薬」の意義について書いています。実用性は高いと思います。

 というか、すでに売れゆきで明暗が…
 「社会的うつ病〜」は、いわゆる「たちまち重版」でしたが、キャラ本はいまひとつ…こんなところにも震災の影響が?