トークイベントのお知らせ

メディアは存在しない

メディアは存在しない

 すっかり告知が遅れてしまいましたが、私の新刊『メディアは存在しない』(NTT出版)の刊行記念として、トークイベントを開催します。なんと明日です。よろしくお願いします。

『メディアは存在しない』をめぐって
テーマ 「メディアは本当に存在しないか?」

斎藤環 × 和田伸一郎
■2007年11月24日(土)18:30〜
会場:ジュンク堂書店 新宿店8F喫茶 
入場料:1000円(1ドリンク付き) 定員40名 
■お申込:ジュンク堂書店新宿店7Fカウンター 
お電話(03-5363-1300)でもご予約を承ります。
斎藤 環 / Saito Tamaki
1961年岩手県生まれ。精神科医筑波大学医学研究科博士課程修了(医学博士)。爽風会佐々木病院精神科診療部長。著書=『社会的ひきこもり』(PHP新書)、『戦闘美少女の精神分析』(太田出版ちくま文庫)、『生き延びるためのラカン』(バジリコ)、『若者のすべて』(PHPエディターズグループ)、『家族の痕跡』(筑摩書房)、『文脈病』(青土社)など。

和田 伸一郎 / Wada Shin'ichiro
1969年神戸生まれ。京都大学博士(人間・環境学)。中部大学専任講師。著書=『存在論的メディア論』(新曜社)、『メディアと倫理』(NTT出版)。論文=「フリーターにとって〈デモクラシー〉とは何か」など。身近な場面に哲学的思考を導入することを試みている。現在、「政治的主体化」についての著書を準備中。
 
 精神科医斎藤環さんの『メディアは存在しない』が本になりました。大澤真幸さんの『電子メディア論』、東浩紀さんの『サイバースペースは何故そう呼ばれるか』と同様に、『InterCommunication』に連載されたメディア論ですが、意表をつくタイトルが示すように、「メディアの本質的な不在を論証する」ことが本書のテーマです。しかし、メディアは本当に「存在しない」のでしょうか? 著者の斎藤環さんと、最新のメディア論研究者で精神分析にも通暁された和田伸一郎さん(本書でも『存在論的メディア論』が引用されています)をお迎えして、お二人のトークセッションを企画いたしました。どうぞふるってご参加ください。