2010-11-11 [論考]狂気としての贈与、あるいは平和への欲望 atプラス 06作者: 岡崎乾二郎,柄谷行人,鈴木一誌,大澤真幸,苅部直,島田裕巳,高澤秀次,いとうせいこう,斎藤環,磯崎新,佐藤優,山本理顕,染谷昌義,山田慎也,鎌仲ひとみ,堀内進之介,山折哲雄,山下範久,岩根邦雄出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2010/11/09メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 66回この商品を含むブログ (6件) を見る 柄谷行人『世界史の構造』をラカン理論から読み解いた書評です。 柄谷行人氏とラカンとの親近性は、おそらく『日本精神分析』(「去勢の排除」)から顕著になり始めていましたが、『世界史の構造』(ボロメオの環)で決定的になりました。この論考では、『世界史の構造』では触れられていない第四の環を中心とした論考です。