謝れ職業人

ちょっとツイッター主体になってこちらの更新は一年以上ぶりになりました。 以前2ちゃんねるで拾った匿名の詩があまりに傑作だったので、拙著『家族の痕跡』(筑摩書房)などで引用させてもらいました。最近作者の方からメールを頂き、お名前を引用して良い…

[新刊]「『社会的うつ病』の治し方」

「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか (新潮選書)作者: 斎藤環出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/03/01メディア: 単行本購入: 20人 クリック: 410回この商品を含むブログ (17件) を見る 「社会的うつ病」なるネーミングは、半分以上ネタです…

[新刊]「キャラクター精神分析」

キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人(双書Zero)作者: 斎藤環出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/03/24メディア: 単行本購入: 20人 クリック: 630回この商品を含むブログ (23件) を見る 企画から出版まで8年がかりという難産でした。 最終章で…

[告知]ニコ生トークセッション 

「いま、「キャラクターと日本人」を考える 東浩紀×斎藤環」 こんなおりですが、新刊に絡めてこんなイベントをやります。東さんと話すのはかなり久しぶりなので楽しみですね。 で、その新刊なのですが。諸般の事情から二冊同時刊行になってしまいました。

[告知][英訳]

Beautiful Fighting Girl作者: Saito Tamaki,J. Keith Vincent,Dawn Lawson,Hiroki Azuma出版社/メーカー: Univ of Minnesota Pr発売日: 2011/03/07メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリック: 284回この商品を含むブログ (1件) を見る "Beautiful Fightin…

[告知][イベント]

朝日カルチャーセンターでアーティストの村上隆さんとのトークイベントを行います。 出版記念・ニコ生ライブ・芸術闘争論 日時:12月21日 19時〜20時30分 場所:新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンター 当日はニコ生の中継が入る予定です。ニコ…

そういえばNHK-FMの北山修さんの番組でお喋りしてきたんでした。北山さんとも10年ぶりくらいの再会でしたが、愉しいひとときを過ごさせていただきました。第一回はすでに放送済みですが、ちょっとリラックスしすぎ>自分 だいたい朝日の書評で「精神分析は二…

[病跡学会賞]

ちょっと前になりますが、『関係の化学としての文学』(新潮社)が、2010年の病跡学会賞を受賞しました。賞と名のつくものをはじめていただいたので喜んでいます。

[論考]狂気としての贈与、あるいは平和への欲望

atプラス 06作者: 岡崎乾二郎,柄谷行人,鈴木一誌,大澤真幸,苅部直,島田裕巳,高澤秀次,いとうせいこう,斎藤環,磯崎新,佐藤優,山本理顕,染谷昌義,山田慎也,鎌仲ひとみ,堀内進之介,山折哲雄,山下範久,岩根邦雄出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2010/11/09メデ…

[論考]「AKB48」キャラ消費の進化論 

ボイスプラス掲載中 http://voiceplus-php.jp/archive/detail.jsp?id=359 パリに向かうルフトハンザ機内でAKB総選挙資料を読み込んだのも今は良い思い出。

[エッセイ]猫と私 あるいはなぜ猫は二次元に対抗できる唯一の三次元なのか

ユリイカ2010年11月号「特集 猫」 猫特集に猫エッセイを掲載しました。猫文章だけにツンデレです。妙なタイトルですが別に釣りではありませんよ。ちゃんと真面目に考察しています。 チャンギ2さい

[告知][CD]

幻のベーシスト、濱瀬元彦さんの新作CD「"The End of Legal Fiction" Live at JZ Brat(タイトルが吉本隆明!)」のライナーで菊地成孔さんとの鼎談に参加しました。"The End of Legal Fiction" Live at JZ Bratアーティスト: 濱瀬元彦 E.L.F Ensembl,菊地…

[告知][TV]

10月から報道ステーションの金曜コメンテーターをたまにやることになりました。 次回は12月3日の予定です。

[告知][講座]朝日カルチャー新宿 セミネールを読む

地味ながら順調に続いています。 今期のテキストは「精神病」。このセミネールは、ラカンの原著では、たぶん一番わかりやすいでしょう。 第二回は12月14日、午後7時からになります。 今後も翻訳のあるセミネールはすべて精読していく予定なので、お楽しみに…

近況、告知など

諸事情によりツイッターができない身の上なので、だいぶ世間がせまくなりました。 ひさびさに告知とかしてみます。

今 敏監督とは面識がありました。 2003年の暮れにWOWWOWで放映された「最新オリジナルアニメ情報〜『妄想代理人』のすべて…は教えられない〜」での対談でした。 同世代の気楽さで、ついいろいろとぶしつけな質問をしてしまいましたが、監督はユー…

[告知][講演]

またしても直前ですが、多摩美術大学で講演会をします。 なんかタイトルがちょっと違ってますが… 私としては「多重化する世界とキャラクター」のつもりでしたけど、どっかで誤配が… アーカイヴ設計企画 斎藤環氏 講演「多重化性の世界とキャラクター」日時:…

[お願い]

4月から朝日新聞の書評委員を担当するようになり、出版社から御献本いただく機会が急増しました。たいへんありがたいのですが、もう診察室にすら本の置き場所がありません。 ただし、新刊情報は歓迎します。お勧め本は勘所をメールでお伝えいただければ当方…

[告知][新刊]

家族の痕跡 いちばん最後に残るもの (ちくま文庫)作者: 斎藤環出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/06/09メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 165回この商品を含むブログ (16件) を見る 文庫化されました。解説は荻上チキさんにお願いしました。 荻上さん…

ゲームラボの連載「おたく神経サナトリウム」のページがリニューアル。 なんとキレたオタクを描かせたら日本一のすがわらくにゆき先生がタイトルを! ああっタイトルのみならず漫画イラストまで! 10年続けてきて良かったなあ。 サブタイトル「委員会爆発…

男女論(2) 文学にみる男と女 − 「関係する女 所有する男」出版記念精神分析科医 斎藤 環 作家 赤坂 真理日時:3月2日火曜日19:00-20:30 全1回 場所:朝日カルチャーセンター7F 受講料 学生 1,500円、会員 3,360円、一般 3,990円赤坂さんとはひさびさのコラ…

例の件は絶賛執筆中ですがなんとかギリギリで間に合う予定。おれ一晩で50枚とか普通に書くし(嘘)。ところで、またしても講座の告知です。今回は少し余裕を見て、来週の火曜日。

そしてその翌日には副業的イベントが。私は24日の総合討議に参加する予定です。 国立国際美術館新築移転5周年記念シンポジウム 「絵画の時代ーゼロ年代の地平から」 1月23日(土) 13:20-13:30 はじめに 島敦彦(当館学芸課長) 進行 岡村知子(コーディネ…

朝日カルチャーは無事終わりました。金田淳子さんからはブロント語のレッスンを受けました。 これで勝つる! さて、こちらは本業のイベント告知になります。 青少年健康センター・シンポジウム“働くということ”と“希望” 日 時:平成22年1月23日(土)午後1時…

〔追記〕例の件

そんなわけで、あろうことか再開してしまいました、往復書簡。追加ルールは再開の条件として私が要求したものです。ますます論争っぽいノリになってきましたが平気です。クオリアと人生の意義をめぐって、比較的まじめな対話がかわされることを願っています…

2年半ぶりの返信が来たりして(笑)注目度が高まっているようなので、この機に乗じて告知します。 朝日カルチャーセンター講座のご案内です。なんと3日後。 男女論(1) − 「関係する女 所有する男」出版記念講座 精神科医 斎藤 環 法政大講師 金田 淳子1月1…

「関係する女 所有する男」講談社現代新書

関係する女 所有する男 (講談社現代新書)作者: 斎藤環出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/09/17メディア: 新書購入: 27人 クリック: 497回この商品を含むブログ (47件) を見る 新刊出ました。基本的にジェンダー本です。 ただでさえジェンダー本は誤解や反…

「科学と非科学のあいだ ライアル・ワトソンとは何者だったのか」 7月5日日曜日午後2時から、紀伊国屋サザンシアターにて。 「何者だったのか」って、そりゃ詐欺師でしょう。とまあ、そんな文章を朝日に書いたら、なぜかこんなイベント依頼が。正気の沙汰と…

「『文学』の精神分析」河出書房新社

「文学」の精神分析作者: 斎藤環出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/05/14メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 69回この商品を含むブログ (15件) を見る ここ10年間あまりに書いた文芸批評系の仕事から厳選しました。 お勧めは宮沢賢治論、三島由…

とりあえず、遅まきながら…

最近めっきり邦楽は聞いてなかったし、もちろんRCもご無沙汰だった。ところが何を思ったか先月、iTunesで全アルバムを衝動買いしたばかり(持っていたのは全部LP)。まあ単なる偶然だろうけど。あといろいろ、個人的な感慨はゲームラボ(連載を私物化!…