非専門家の草刈り場?

 専門家がいなくなったら、祈祷師や自称「専門家」の草刈り場になるのか?
 そうとは限らない。
 アイ・メンタルスクールにせよ長田塾にせよ、自称「専門家」は、いつわりの専門性を装いたがる。そこで参照されるのは、常に制度としての専門家だ。
 医者がいるからニセ医者がいる。そういうわけだ。

 彼らを「すき間産業」と軽蔑するのはたやすい。
 しかし彼らの存在が、「医療化」「心理主義化」の副産物、それも必然的な副産物だとしたらどうだろう。