ひきこもり

再放送の告知…をしようと思ったら、もう4時だ! いちおう記念に書いておきます。 「爆笑問題のニッポンの教養」新年会スペシャル再放送 2月2日(土曜)午後4:10〜5:27 http://www.nhk.or.jp/bakumon/news/20080122.html 新年会なので書き初めには…

ひきこもりを題材とした漫画の監修を担当しました。 久米田先生と同じ雑誌に名前が出る光栄。中川翔子さんの表紙が目印です。 タイトルは「15の夜〜cocoon・繭籠」。 掲載は週刊少年マガジン2・3合併号(12月12日発売)と 4・5合併号(12…

高年齢化するひきこもりとライフプラン

以前お伝えしたシンポジウムの内容が確定しました。 概要はここにあります。切実でありながら、ほとんど取り上げられてこなかったテーマです。 関心のある方はぜひご参加下さい。 参加は無理だけど意見は伝えたいという方は、私宛にメールでご連絡下さい。 …

セーフティネットの構築(1)

・両親は早い段階で現在の資産状況*1を文章化し、本人に伝える。・価値共同体としての家族から経済共同体としての家族への転換*2。・経済共同体の一員として本人を位置づけ、能力に見合った立場を担当してもらう*3。・本人の感情労働*4に対するなんらかの報…

シンポジウム「高年齢化するひきこもりとライフプラン]

ニートやひきこもりの問題領域で、今後浮上してくるのが「高年齢化」の問題です。すでに30代以上のひきこもりが3割を越え、40代、50代のケースも徐々に増えはじめています。両親が病に倒れ、経済的にも行き詰まって、心中を図るといった、悲劇的な結…

厚生労働省こころの健康科学研究事業

「思春期のひきこもりをもたらす精神科疾患の実態把握と 精神医学的治療・援助システムの構築に関する研究」 (主任研究者 齊藤万比古)に、参加しています。 デイケアなどの治療効果について、prospective と retrospective の双方向で、統計的に検証します…

非専門家の草刈り場?

専門家がいなくなったら、祈祷師や自称「専門家」の草刈り場になるのか? そうとは限らない。 アイ・メンタルスクールにせよ長田塾にせよ、自称「専門家」は、いつわりの専門性を装いたがる。そこで参照されるのは、常に制度としての専門家だ。 医者がいるか…

対話の作法

(1)挨拶*1(2)誘いかけ*2(3)お願い*3(4)相談*4 *1:メタメッセージ(以下同じ)=あなたが居てくれて嬉しい *2:あなたと一緒に楽しみたい *3:あなたの力が必要だ *4:あなたの知性をあてにしている

……インタビューを終えてみて、彼の存在感の希薄さに、あらためて驚かされる。これはみずからが欲望の主体となるのではなく、ひきこもって人々の欲望を観察することが趣味、という彼自身の嗜好ゆえのものなのだろうか。 彼は弁明してはいるが、このスレッドは…

ネット文化と「ひきこもり」

最近、若い世代を中心に、インターネット上の掲示板などで知り合ったもの同士による心中事件があいついでいます。発端となるものが自殺系サイトなどの掲示板で一緒に死んでくれる相手を募集し、密閉した部屋や車などの中で練炭を燃やし、一酸化炭素中毒によ…